【尿漏れ体験談】夫が過活動膀胱に……言えずにモヤモヤ

【尿ラボ】夫が過活動膀胱に……言えずにモヤモヤ

4年前のことです。
夫が40歳を迎えたあたりから、尿漏れや頻尿といった症状があらわれ始めたのです。
しかし夫はすぐに病院に行こうとせず、妻としてサポートするのに苦労をしました。
また尿漏れは大変デリケートな問題なため、夫を傷つけないようにするのも一苦労だった記憶があります。
そんな私の経験をお話したいと思います。

夫の尿漏れ、最初は気に留めず

ある日、夫はいつものように部屋着を脱ぎ捨てるとスーツに着替え、会社へと出勤していきました。
私は洗濯をしようと思い、夫の部屋着を拾い、洗濯機に入れるという作業を始めました。
すると、手に何だか冷たい感覚があるのです。
不思議に思い、その冷たい感覚の原因を探ると、どうやら夫が部屋着として使っているスウェットのズボン部分が濡れている様子です。
スウェットを広げて確認して、夫の股間部分に少し濡れた部分を発見したのですが、その日は、「顔を洗っている時にたまたま濡れてしまったんだろう」と思い、そのまま洗濯機に入れ洗濯をしました。
しかし、その後も夫の部屋着が濡れていることが度々あり、私は徐々に不思議に思い始めたのです。

それと同時に、夫のある変化に気が付きました。
どういった変化かというと、急いでトイレに駆け込むことが増えたのです。
夜、二人で談笑している時も、急にトイレに走って行ったかと思うと、洗面所でパンツを洗っている、ということがありました。
この時すでに、夫は尿漏れをしていたのだと思います。
しかし当時は結婚1年目の新婚だったこともあり、男のプライドを傷つけてしまうのではないかと感じた私は見て見ぬふりをするしかありませんでした。

 

夫の尿漏れはさらに悪化

しかし、そうしているうちに、夫の尿漏れはさらに悪化してきました。
夫は私に内緒で会社に替えのパンツを数枚持参するようになっていったのです。
そして夫は帰宅後、会社に持参していた2~3枚ほどのパンツを洗面所で手洗いし、洗濯機に放り込むといった生活を送るようになっていきました。

さすがに私も心配になり、尿漏れや頻尿といった症状についてインターネットで調べてみました。
すると前立腺肥大や過活動膀胱といった、病院を受診しなければ治らない病気の数々が出てきたのです。
もし病気なのであれば早めに病院を受診して、きちんと治療をして欲しい。
私はそう願っていたのですが、夫はまだ私が気が付いていないと思っている様子だたっため、なかなか言い出せずにいました。

 

尿漏れを夫に確認できず、モヤモヤ

そんなモヤモヤとした毎日を過ごしていましたが、なんの対策もしなければ尿漏れや頻尿といった夫の症状がさらに悪化してしまうのではないかと考えた私は、夫に飲ませる飲み物をカフェインレスのものに変えてみました。
夫はコーヒーや紅茶、緑茶など比較的カフェインの多く含まれている飲み物が大好きなのですが、体にいいからとカフェインレスのルイボスティーやハイビスカスティーなどを出すようにしました。

また朝には決まってオレンジやみかんといった柑橘系の果物を使用したスムージーを作り、出勤する前に夫に出していたのですが、その習慣も中止しました。
なぜかというと、インターネットで「柑橘系は膀胱を刺激してしまう」という記載を目にしたためです。

さらに、尿を排出しやすくなる作用のあるカリウムの多く含まれた食品はあまり購入しないように心がけました。
夫は好物の飲み物や食べ物をあまり摂らせてもらえず不満そうでしたが、素人の私に出来ることはこれくらいしかなかったため、一生懸命工夫をしました。

しかしこういった工夫をしても夫の尿漏れや頻尿は多少マシにはなっただけで、正常に戻ることはなかったのです。
家で一緒に過ごしている時も、休日に少し遠出するときも夫はずっとトイレの心配をしている状況でした。

 

夫が自身の尿漏れを告白

そしてついに夫の口から、「最近尿漏れするんだよね」という相談をされたのです。
夫の話によると2カ月ほど前から頻尿に悩まされ始め、次第にトイレに間に合わないほどの尿意や尿漏れといった症状まで悪化していったとのことでした。
夫から相談を受けた私は病院に行くことを強く勧めたのですが、夫は首を縦には振りませんでした。

そこで私は夫のために、男性用の尿漏れパンツを購入することにしました。
大手通販サイトを見てみると、一見尿漏れパンツには見えないボクサータイプのパンツが販売されていたため、即購入し夫に渡したのです。
100㏄程度の吸水力がある尿漏れパンツを履いていると安心感があるようで、夫も気に入って使用してくれ、部屋着にまで尿が付着することはなくなっていきました。
尿漏れパンツの使用後は洗剤と漂白剤を少しいれたお湯で揉み洗いをすることで、汚れや臭いを完全に取り除くことができたため、1日に3枚程度のパンツをそのように洗うことが私の日課になっていました。

 

現在の夫の尿漏れ状態

夫に尿漏れの症状が出始めてから4か月が経った頃、夫の海外出張が決まりました。
このまま尿漏れが続いた状態で長期の出張に出ることは難しいと感じたのか、夫はついに泌尿器科を受診することにしたのです。
診察の結果、夫は過活動膀胱と診断をされ、その日から投薬治療を受けることになりました。
薬を飲み始めてからもしばらくは症状は改善せずとてもを心配しましたが、病院を受診してから2か月後には頻尿や尿漏れといった症状が徐々に改善していき、元気に出張へと旅立っていきました。
現在も出張先で泌尿器科に通院し、投薬治療は継続しています。
またカフェインやカリウムの摂取を減らすといった工夫も継続しており、再発防止に努めています。

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