排尿後のちょい漏れや、くしゃみや咳などの腹圧がかかった時にでる尿漏れ、尿意を感じてからトイレに間に合わないなど……原因は様々ですが、年齢が上がるほど、尿漏れの悩みを抱える男性は少なくありません。
尿漏れの臭いや不快感の緩和におすすめな対策方法が、尿漏れパッドです。
始めは抵抗感があるかもしれませんが、下着やズボンのシミや臭いを防いでくれて、下着を清潔に保つことができるのでおすすめです。
この記事では4種類の尿漏れパッドの特徴と付け方をご紹介します。
尿漏れパッドを使用する際は、ブリーフ、もしくはボクサータイプのものを使用しましょう。
トランクスはパッドがうまく固定されないため、使用できないので注意してください。
パンツの前開き部分にパッドをあてるため、排尿する際は個室で尿を足す必要があります。
使用した後はくるくると端から丸めて、新しいパッドの包み紙で巻いて捨てましょう。汚れを気にせず捨てることができます。
男性の個室にはごみ箱がないので、ビニールを持ち歩いて、使用後はビニールに入れて持ち帰るのがエチケットです。
次に4つの尿漏れパッドを紹介します。
それぞれ長さや吸収することのできる量が異なります。
特徴をご紹介するので、ご自身の症状にあったものを選んでみてくださいね。
最初にご紹介するのはライフリー男性用さわやか超うすパッドです。
体の前側を幅広くカバーする前側ワイド形状でその長さは18cm。
脇から漏れないようにギャザーもあるため、漏れる量が多めの方も安心です。
薄さは2.5mmなのでアウターにも響かず安心です。
サイズはスマホよりもかなり小さいです。
替えのものをポケットに入れることも簡単にできるサイズです。
アンモニアについて消臭効果がある消臭ポリマーが配合されているパッドのため、臭いを閉じ込めてくれます。
またセチルビリジニウムクロリドによる抗菌効果があります。
抗菌加工部位の表面でのみ細菌の増殖を抑制するため安心して使うことができます。
幅が広いところをお腹側になるように装着します。
長さは26cm。
場所は個人差があるため、尿が一番漏れやすい位置に幅広い部分が当たるように装着します。
吸収量は10ccなので、微量の方におすすめです。
次にご紹介するのは吸水スマートガードです。
大きさはスマホと同じぐらいのサイズ。
薄さは3.5mmですが、今回ご紹介するものの中では一番厚みがあります。
吸水量も50ccと大容量のため、仕事が忙しくこまめに変えることができない方には特におすすめです。
長さは36cmと臀部の方までカバーしてくれます。
尿失禁だけでなく、便失禁などの症状がある方も使用することのできるサイズ感です。
使用方法は他のものと同じです。
形状がほぼ長方形ですが、個包装になっているものに前がわかるよう矢印がついているので簡単に装着できます。
活性炭と銀が配合されているので、消臭効果もばっちりです。
次にご紹介するのはズボンのシミ対策 ポイズMen’s Sheetです。
他の物は包装がビニールですが、こちらは箱タイプでスタイリッシュな見た目です。
薬局で購入するときに抵抗がある方には嬉しいポイントです。
個包装もスタイリッシュな色合いです。
大きさはスマホと同じぐらいですが薄いので、ポケットに入れることも可能です。
装着位置がずれないようにプリントしてあるのが大きなポイントです。
この位置を目安に中心部分を決めて装着すると、左右から漏れる心配なく使用することができます。
幅12.5cm、長さ19cmとコンパクトサイズで吸収量は20ccです。
1,2滴の残尿や、ちょろっと漏れの方におすすめのパッドです。
最後にご紹介するのはB-lockです。
スマホよりもかなり小さく、薄手のため持ち運びも簡単です。
立体ギャザーがないタイプですが、薄さも1.9mmと一番薄いタイプです。
パッドのごわごわとした不快感が気になる方におすすめです。
こちらも下着の前面に貼りましょう。
全体がシールのようになっているのでぺたっと貼ることができます。
長さは19cmで幅は8.5cmですが吸収量は30cc吸収します。
一度に漏れる量が多めの方でも安心して使うことができます。
銀イオン消臭ポリマーが臭いをガードし、臭い吸着シートが発生した臭いをキャッチするため、周りの人にばれる心配がなく安心して使用することが可能です。
4種類の尿漏れパッドを紹介しました。
ギャザーありのタイプからなしのタイプ、また長さや薄さも様々です。
安心感のあるタイプが良いか、極力不快感の少ない薄いものが良いか、ご自身の好みや症状に応じて使用することができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。