【尿漏れ体験談】初めての母の尿漏れ、娘の立場から

尿漏れに気づいたら、いくら親であってもやはり自尊心を傷つけないように話さなければならないものです。
そんなデリケートな悩みに直面した時、母の性格、その時の病状の深刻さなどによって最優先するのは何なのかと悩みつつ、尿漏れへの対応をした体験談をお伝えします。

最初に母の尿漏れを発見した時


尿漏れというのはデリケートな話題ですが、母自身が地域のグループで尿漏れケアの話を保健師さんに聞く機会が多く、切り出しやすかったと記憶しています。

母が元気な頃の話ですが、近所のおばあさんが尿漏れしていることがあり、そのことに周囲の人は気づいていたのですが、おばあさんに直接は言えなかったことがありました。その時は、おばあさんの家族に伝えようかと近所の人たちと話していたということです。

「あれ、どうも濡れているみたい」と母の尿漏れに気づいたのは、母のズボンに少し濡れた部分を発見した時です。本人も、ズボンの冷たさや下着の違和感を感じていたのは後で分かりました。
本人が尿漏れに気づかない場合には、家族が気づかないと周囲の人が分かってもなかなか言えないこともあるので、その点は母や私が先に気づけて良かったと思っています。

 

尿漏れの話がしやすかった母

母の場合、50代後半から心臓手術をしており、利尿剤を使用しているため、トイレに行く回数は他の人より多い方でした。ですので、尿漏れ前から尿漏れケアの話をすることがあったため、初めて尿漏れを発見した時も、あまり抵抗なく伝えることができました。
普段から、母より「自分で気づかない時には真っ先に言ってよね」と言われていたので、いざ尿漏れがわかった時でも伝えやすさがあったと思います。

そうは言っても排泄のことだけに、母もやはり少なからずショックではあったようです。自分では気づかないうちに尿漏れしてしまったことに「どうしてこんなことにまでなってしまったのか?」と情けなく思っている様子でした。
年齢を重ねれば、誰にでも起こる可能性があることですし、なにより母に理解があったことが大きく、スムースに尿漏れグッズをすすめることができました。
母は心臓以外でも、腰椎圧迫骨折での入院などの経験があり、リハビリパンツを短期間使用したことがありました。ですので、尿取りパッドの使用にはほとんど抵抗がありませんでした。

 ・心臓病のため利尿剤を使用していることで、そもそもでトイレに行く回数が多い
 ・圧迫骨折後の腰痛により、動作が緩慢。トイレに間に合わないことがある
 ・なので、尿取りパッドを使うことで、尿漏れの心配をしなくて済む

これらの点について、母も充分納得してくれていたので、尿漏れの悩みに早い段階から対策することができました。

 

尿漏れ発見から数年、母の現在は……


母は、尿取りパッドを使うのは定番ですが、幸いにもパンツ型を使うことはありません。
娘としては、「吸収量が多い方が安心なのでは?」と思うのですが、実際に使うのは母本人なので、希望する尿漏れパッドを愛用しています。ごわつかずフィットする感じがあるパッドが、使いやすいようです。

今後母の尿漏れの状態が進んでも、様々な尿漏れ対策商品が発売されているので、それほど取り越し苦労しなくてよいのではないかと私は思っています。

現在、母は82歳になりました。デイサービスに通い、皆さんと楽しい時間を過ごせていることにありがたさを感じずにいられません。
尿漏れ対策は、高齢者が現状の暮らしを維持していくために、本当に大切なことだと思わされるばかりです。

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