【尿漏れ対策】家族に尿漏れ対策をしてもらうには。~家族の気持ちに寄り添って~

小さい子どもならいざ知らず、大人になっておしっこをもらしてしまうというのはかなりショックに感じてしまいます。
しかし、尿漏れは年齢にかかわらず起きる可能性があります。そして、加齢に伴って頻度が増していきます。
そして、歳をとることが止められないように、何らかの尿漏れ対策をとっていくことが必要になる場合もあります。
ただ、尿漏れはデリケートな問題だけに、 対策をしてもらうにも言い方や進め方に配慮が必要です。
ここでは、家族にスムーズに尿漏れ対策をしてもらうにはどうすれば良いかについてご紹介します。

 

尿漏れしている家族の立場に立って考える

まず大切なのは、「尿漏れ」という事実に対して一番ショックを受けているのは尿漏れしている本人であるということを忘れないことです。
周りで見ている家族も、ショックを受けたり、不安を感じたり、その後始末をすることを嫌だと思ったりすることがあるでしょう。
しかし、その自分のマイナスの感情を相手にぶつけるのは NG です。

尿漏れした本人が意固地になって「たいしたことはない」「自分ではない」「ほっておいてくれ」などということがあるかもしれません。
しかし、その裏には、自分に対するショック、認めたくない、情けない、悲しいなどという気持ちが隠れているのです。
表面的な態度に反応するのではなく、尿漏れして情けないと思っている家族の心を思いやりましょう。
そして、「自分vs家族」という敵対する関係にするのではなく、同じ立場で味方だよ、というスタンスで接していくことが大切です。

 

「尿漏れ対策は誰でもしていること」というスタンスで勧める

テレビで薄型紙パンツの CM を見かけることも増えてきました。
このように、現在は、尿漏れについても、隠さなければいけない恥ずかしいことではなく、誰にでも起こる普通のことと いう認識が広がってきています。

尿漏れ対策をすすめるときには、「今は尿漏れ対策は誰でもしている当たり前のこと」というスタンスに立つとよいでしょう。
「芸能人の人もみんなしているらしいよ」「◯◯さんもしているんだって」というように、自分だけではない と感じてもらえるような話し方を工夫しましょう。
相手が男性の場合、数字で説明するのも良いかもしれません。

下着につけて尿を吸収する尿漏れパッドには、外の洋服に響かない薄手のものがたくさんあります。
また、紙パンツについても、見た目が「介護用」ではなく、薄手だったりローライズだったりする普通の下着と変わらないものも増えています。
家族に初めて尿漏れ対策グッズをすすめるときには、そのような下着の延長線上にあるものからすすめるとよいでしょう。

 

自分の大変さは表に出さない

実際に尿漏れした下着を洗濯したり、尿漏れで汚れた床を掃除したりするのは家族である場合も多いため、自分の大変さが先に立って尿漏れした人を責めてしまうこともよくあります。
洗濯や掃除が大変だから尿漏れパッドをつけてほしい、紙パンツを履いてほしいというのが本音かもしれません。

しかし、尿漏れする人のせいで自分は大変になっている、というスタンスで話をすると、相手もつい反発してしまいます。
あくまでも相手のことを思いやる姿勢を前面に出し、結果的に自分の大変さが軽減すればよい、という心持ちで話を進めるようにしましょう。

 

他の人からアドバイスしてもらう

自分の親に尿漏れ対策をしてもらうには、また独特の難しさがあります。
親は赤ん坊のときから自分の世話をしてくれた存在です。
小さいときにおもらしの後始末をしてあげた子どもから「尿漏れ対策をしてくれ」と言われることが受け入れがたい場合もあります。
特に、これまでの人生の中で「親の方が上で強い」という関係性ができあがっている家族の場合は難しい面があるでしょう。

そのような場合には、子どもから言うのではなく、他人からアドバイスしてもらうことも有効かもしれません。
かかりつけの病院のお医者さんや、介護保険を利用しているならヘルパーさんなどの客観的な立場から言われれば聞き入れる、ということもあります。
家族で抱え込まず、まわりを巻き込んで対策を考えていくようにしましょう。

 

奥の手:自分も一緒に尿漏れ対策グッズを使う

最後に奥の手として、「自分も尿漏れすることがあるからパッドを使ってみようかな」などと言って、一緒に尿漏れ対策グッズを使う方法があります。
尿漏れ対策のパッドやパンツを使って、「これは便利だ」「これはちょっとゴワゴワするからこっちのほうがいいね」などと話をすることは、究極の「同じ立場に立つ」ことだといえます。
このようなグッズを使うことによって、こちらも尿漏れする家族の気持ちがより深く分かるようになり、家族のほうも尿漏れ対策グッズに対する抵抗感が薄れるのではないでしょうか。
それにこうして使っておくと、自分がいざ使うときに参考になるかもしれませんね。
このような方法があるということも心に留めておいてください。

この記事を書いた人
SNSでフォローする