尿のお悩み・尿トラブル改善・体験談

【尿漏れ体験談】30代で尿漏れに…くしゃみを我慢してぎっくり腰

【尿ラボ】30代で尿漏れに…くしゃみを我慢してぎっくり腰

初めて尿漏れを体験したのは32歳の頃でした。
若い人は無縁と思っていた尿漏れになり、すごく恥ずかしくて誰にも相談できずにいました。

しかし、ドラッグストアで尿ケア商品を買ったとき、スタッフから「尿漏れに悩む若い女性は意外と多い」と教えてもらい、勇気づけられました。
そんな私の体験談を紹介します。

 

初めての尿漏れ体験はくしゃみをしたとき

これまでずっと尿漏れとは無縁だったのに、32歳のある日、いつも通りにくしゃみをしたときに、じわっと尿が漏れました。これが私の初めての尿漏れ体験です。

そのときはジーンズをはいていて、外から見ても尿漏れしていることは分からない程度だったのですが、下着はしっかり濡れており、このままではいけないと、コンビニで替えの下着を購入しました。

周囲に分かったらどうしようかと思いましたが、気付かれることはなかったので、そこは安心しました。

 

初めての尿漏れは恥ずかしさでいっぱい

尿ケアグッズのCMを見ていると、出演している女性はほとんど中高年。それにもかかわらず、自分は30代前半という若さで尿漏れを体験してしまった。そう思うと、恥ずかしいという気持ちでいっぱいになりました。

「たまたま1回だけのことだろう」と最初は楽観視していたのですが、くしゃみをすると、ほぼ毎回尿漏れするため、悩みは深刻に。

しかし、恥ずかしくて尿ケアグッズに手を出せない。かといって何もしなければ下着は汚れるし、においも気になる…そんな葛藤と戦っていました。

ときには、くしゃみを無理やり我慢することで尿漏れを抑えることも。しかし、くしゃみを我慢するときに下半身に力を入れるせいか腰に負担がきてしまい、ある日、ぎっくり腰になってしまいました。

ぎっくり腰になったら1~2日はまともに動けないので、余計に深刻な問題になります。そこで私は観念し、自分の尿漏れとしっかり向き合うことにしました。

 

肥満とストレスが尿漏れの原因に?

尿漏れが始まったころの自分を振り返ると、30代に入ってちょうど体重が増え始めている時期でした。

尿ケアグッズについて調べていると、肥満と尿漏れは関連性があるそうです。29歳から32歳の間で6kgも太ったのですから、体重増加は関係していると思われます。

そして、もうひとつ尿漏れの原因と思われるのがストレスです。

ドラッグストアで尿ケアグッズを買ったときに店員(登録販売者の方でした)と話したのですが、ストレスが原因で尿漏れになることもあるのだそう。また、「若い女性にも尿漏れに悩む方は多いので気に病まないように」とアドバイスをもらいました。

 

私が実践している2つの尿漏れ対策

【尿ラボ】チェック

先ほどの原因を踏まえ、私が実践している尿漏れ対策は2つです。

ひとつは体重をキープすること。

尿漏れになった後、6kg増えた体重を5kg減らし、そこからは体重を維持することを心がけています。特に運動には力を入れており、ウォーキングは日課にしています。

ネットで調べたところ「骨盤ウォーキング」というのがあり、有酸素運動でカロリーを消費しながら骨盤周辺のインナーマッスルが鍛えられて一石二鳥とのことで、私もこれを実践しています。骨盤ウォーキングのコツは次の2点です。

1. 足の付け根から動かして歩く(ひざ歩きにしない)

2. 猫背やお尻を突き出した姿勢で歩かない

骨盤ウォーキングには、骨盤内で膀胱などを支える骨盤底筋を鍛える効果も期待できるそうです。

もうひとつの対策は、積極的に尿ケアグッズを使うことです。

吸水ナプキンをつけていないと尿漏れにならないか心配になり、それがかえってストレスとなって症状を悪化させることもあります。

それならば、常に尿漏れに備えて吸水ナプキンを使った方が気が楽だと気付きました。

実はそう思えるまでには「あまり使いたくない」「買うのが恥ずかしい」という葛藤もあったのですが、「若い女性にも尿漏れは多い」というドラッグストアでの言葉をきっかけに、積極的に尿ケアグッズを使おうという気持ちに変わりました。

 

ストレス減とともに尿漏れも少なく…

初めて尿漏れを体験してから3年以上経ちました。当初は歳を重ねるほど尿漏れを起こしやすいのかと思っていたのですが、意外にも今の方が尿漏れが起こっていません。

体重を減らしたことが効果的というのもあるかもしれませんが、私としては尿漏れのストレスがなくなったことが一番の理由だと考えています。

くしゃみをするたび起こしていた尿漏れが、月に数回ほどに減り、次第にほとんど起こらなくなりました。

そのため現在の私は、屋外で1日中過ごす日や外泊を除いて、尿ケアグッズを使っていません。でも、お守りとしてポーチの中には吸水ナプキンを携帯しています。それだけでも安心感があり、今の尿漏れ軽減につながっていると思います。

 

若い女性も思い切って尿漏れと向き合おう

【尿ラボ】ジャンプ

見た目やにおいの心配、恥ずかしさ、加齢への不安など、初めて尿漏れを体験したときは本当につらい思いをしましたが、しっかり向き合って良かったと思います。

実際には、それほど難しい対策をしなくても尿漏れを改善できましたし、誰かに尿漏れが気付かれたということもありませんでした。
しかし、「気に病まないことが何より大事」という答えは、実際に尿漏れと向き合わないと分からないことです。ですから、若い女性で同じように尿漏れに悩んでいる方も、まずは自分の体と向き合ってみましょう。

かな子
この記事を書いた人
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